Machiya Senryu 2023

町家川柳 受賞作品

machiya-winner

今回も 多くの方からお申込みいただきありがとうございました。

受賞者の方には 3月下旬をめどに 賞品をお送りいたします。

惜しくも、受賞されなかった方も 素敵な町家川柳を頂きました。
今後 頂いた町家川柳を活かしていける活動も考えております。
その中で ご紹介しながら、町家と川柳のおもしろさを
ご紹介していけることとを目指します。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

町家の日 町家川柳プロジェクト スタッフより

 

🔶第3回町家川柳の 選考・審査でお世話になった方々 40名(敬称略)

山形恭子 生川慶一郎 川上光彦 山口珠瑛  塩本由紀子
岡本秀巳 井上信行  西村孝平  飯高克昌 永井美保 吉田達
辻清之   北川洋一  内藤郁子 黒田素子  遠藤晃一 冨家裕久
阿部景子  岩本純一  梶山秀一郎 上原智子 安井智 上田絵里子
高林素樹 苗村豊史 佐々木雅明 山口晃平 中積一 岡嶋緑
京都美術工芸大学 生川ゼミの学生さん達
(匿名数名)
🔶協賛
株式会社ワコールホールディングス  サッポロビール株式会社
金澤町家研究会 姫路町家の日 アトリエTAM
株式会社都ハウジング エステイト信 株式会社八清
京町家情報センター

🔶よろしければ 今後の活動に向けて ご意見・提案等頂ければ、幸いです。
machiyasenryu@gmail.com  お待ちしております。

🔶今年の応募作品を見て🔶

コロナ禍の中、始まった町家川柳も3年目を迎え、今回も900を超える作品が寄せられました。
応募のコメント欄には作者の感想がつづられております。
それを見ていますと、これをきっかけに町家のことを調べてみた人、昔住んでいた町家を思い出した人、
それぞれの地域の町家の暮らしを詠んだ人、3年連続で応募してきた人、それぞれ熱い思いが感じられます。
町家を購入してその良さを次に伝えることはできないけれど、言葉でなら伝えられる、という感想もありました。
高校の先生が生徒の作品をまとめて応募されたものもあります。

その中でみなさんがそろって「面白い」と感じられているようです。
写真で見ただけの風景から何か思いつく言葉、記憶の中の町家から湧き出る言葉、
それらは、誰かの言ったことのコピーではなく、「自分の」何かを言葉にしています。
そしてそれを五七五に整えるという作業もあります。
これらが普段使わないような神経回路を刺激するのでしょうか。それが面白いと感じられるのかもしれません。

何の役にも立ちそうにない五七五ですが、
多くの人がこれをきっかけに町家のことを思い浮かべ、
いいよね、なくしたくないな、という思いを改めて持っていただけたのは、大きな成果です。

ある小学3年生が、学校で川柳を習うことになって、おかあさんにこう報告したそうです。
「ぼく、かわきたまごを習うんだ」「きごのないやつ」(かわきたまご=川+木+卯、きご=季語)。
きごのない かわきたまごの おもしろさ

松井 薫

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